1塁側ゲートからの外観
リポビタンゲートからの外観
3階スタンドから
収容人数は35000人
バックネット裏から
コカコーラゲートのエントラス
1階スタンドから
傾斜のある上層階スタンド
外野スタンドから
スタグルの域を超えているフードコート
2023年 北海道日本ハムファイターズ vs 埼玉西武ライオンズ
アクセスガイド 〜北広島駅からの徒歩ルート〜
北海道日本ハムファイターズのホームスタジアム。2023年開場の、北海道ボールパークFビレッジ内にある開閉式屋根の野球場。日本ハムが札幌ドームから移転する形での新球場建設となり、「ファールゾーン問題」も逆に宣伝効果となってオープン前から世間の関心を集めたスタジアム。それだけマスコミにも注目された分、オープン直後はアクセスの不便さをクローズアップされることも多くなっていました。確かに徒歩19分というのは「プロ野球スタジアム」としては不便な部類に入りますが、「日本のスタジアム」としては悪くない方。徒歩圏内で行けるだけでも、羨ましく思っているJリーグクラブは多いのではないでしょうか。何より新駅が完成すれば、何の問題でもなくなるでしょう。
語られるべきはその中身。規則より狭いファールゾーン問題に象徴されるように、まず第一に「見やすさ」を追求されていることが画期的。1階スタンドからの臨場感は抜群で、上層階のスタンドからも傾斜のある分、グランドまで近く感じられます。それでいて他球場のような窮屈さもなく、快適な観戦環境。コンコースなどあらゆる場所から観戦することも可能で、それぞれの眺めが素晴らしいの一言。施設内にはグッズショップやミュージアム、乗馬倶楽部や温泉施設まであり、全て周っていたら1日では足りないくらいのアミューズメントスポット。その中でもグルメの充実度は圧巻で、スタグルの域を超えたフードフェス状態。ここに来れば北海道の美味しいものが全て食べられそうなラインナップぶり。365日オープンしていて、試合の無い日でも様々なイベントが行われるようです。
そんな素晴らしいスタジアムですが、球場内に入った時の第一印象は「薄暗い」でした。デーゲームに合わせて訪れたのですが、晴天にもかからわず開閉式屋根は閉じたまま。どういう規定で屋根が開かれるのかは今のところアナウンスされていませんが、芝生の育成のため「非試合日」に開けられるとの情報も。ドーム球場にも良い点はありますが、広島市民球場や宮城球場のような、球場に入った時の「高揚感・開放感」はドーム球場では感じられないところ。北の大地の青空の下で野球が見れないのであれば、ボールパークとしての魅力は半減。今後このエスコンフィールドが福岡ドームのような「めったに開かない」ドーム球場になってしまうのか、アクセスの問題よりも気になるところです。
北広島駅から徒歩19分。シャトルバスも運行されています。
会場採点
見やすさ度 10
臨場感度 10
快適度 8
アクセス度 6
365日オープン度 10
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