外苑門方面からの外観
青山門にある旧国立からの壁画
メインスタンド3階から
1階スタンドの傾斜は緩い
陸上トラックに人工芝が敷かれる「サッカーモード」
上層階の座席間は狭い
2021年 天皇杯決勝 浦和レッズ vs 大分トリニータ
2020年 ラグビー全国大学選手権決勝 明治大学 vs 早稲田大学
コンコース
1階スタンドから
2022年 日本 vs ブラジル
大型ビジョン2台に360度リボンビジョンも完備
2022年 ASローマ vs 横浜F・マリノス
2021年 ルヴァンカップ決勝 柏レイソル vs FC東京
ゴール裏3階から
2023年 クリアソン新宿 vs ブリオベッカ浦安
2024年 天皇杯決勝 ガンバ大阪 vs ヴィッセル神戸
2023年ヴァンフォーレ甲府 vs メルボルンシティ
アクセスガイド 〜外苑前駅からの徒歩ルート〜
アクセスガイド 〜千駄ヶ谷駅からの徒歩ルート〜
2020年東京オリンピックのために、新しく建て替えられた新国立競技場。2019年の開場で、東京都新宿区にある第1種公認の陸上競技場。こけら落しで天皇杯決勝が行われ、ルヴァンカップ決勝など次々とビッグマッチの舞台に。2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となりました。
以前の面影はすっかりなくなり、全席個別の座席でトイレも増加。フリーWi-Fiやコンコースも広く快適で、もちろんアクセス100点満点。立派な屋根も付いて雨の心配もなくなりましたが、東京の高層ビル群が見えなくなってしまったのは少し残念。その一方、上層階の座席間が狭く、木材がウリの外観に対し、内観は鉄骨感が強い。中身ではなく外見重視なのは、日本のスタジアム全体の特徴か。紆余曲折あり、1500億円以上という建設費がかかったわりに、受ける印象は「普通」。無難にまとまってしまった感のあるナショナルスタジアム。
肝心の見やすさは、一階の傾斜は緩く俯瞰で見ることは難しいですが、最上階は34度というサッカースタジアム並の急傾斜からの素晴らしい眺め。1階席は陸上向きで、上層階はサッカー向き。陸上競技場として作られた以上は、一番は陸上が見やすいかどうか。その意味では十分見やすいスタジアムと言えるでしょう。
しかし必然的にサッカーなどの球技では、「それなり」の見やすさにダウン。専用スタジアムよりサッカーやラグビーが見やすい陸上競技場など、存在しないのですから。日本にもフットボール専用スタジアムが増えてきた現在、新たな国立競技場がサッカーやラグビーの「聖地」に返り咲くのは、難しいのではないでしょうか。
国立競技場駅から徒歩1分。千駄ヶ谷駅、信濃町駅から徒歩5分。
会場採点
見やすさ度 6.5
臨場感度 6
快適度 5.5
アクセス度 10
聖地度 6
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