栃木県グリーンスタジアム

名称:栃木県グリーンスタジアム

種類:サッカー・ラグビー兼用競技場

収容:15,589人

公式:http://www.g-stadium.jp

メインスタンド側の外観
メインスタンドから
収容人数は15589人
2016年 栃木SC vs カターレ富山
トイレが特徴的
ゴール裏から
上段スタンド
2023年 ヴィアマテラス宮崎 vs ディアヴォロッソ広島
アクセスガイド 〜グリーンスタジアム前駅からの徒歩ルート〜


栃木SCのホームスタジアム。1993年の開場の、清原北公園内にあるサッカー・ラグビー兼用競技場。高校サッカーや天皇杯、皇后杯などでも利用され、ラグビートップリーグや、なでしこリーグも開催。水戸ホーリーホックや横浜マリノスなど、複数の関東クラブもホームゲームを行っています。

その名の通り緑に囲まれた「グリーンスタジアム」。2層式のメインスタンド5391人、バックスタンド4622人、ゴール裏5174人と、最大15589人の収容が可能なJ1サイズのキャパシティ。メインスタンドとバックスタンドは傾斜があって非常に見やすく、専用スタジアムならではの臨場感も味わえます。その一方で、ゴール裏の傾斜は緩く、ラグビーのインゴールスペースもあるためサイドスタンドとの見やすさに大きな格差があるのは否めません。

照明塔やトイレのデザインがスペイシーなのも特徴的。観戦環境的には、座席は全てベンチシートで、屋根もメインスタンドの一部だけと非常に簡素。J1基準のスタジアムとしては物足りなさも感じますが、それを上回るだけの見やすさと臨場感を味わえるスタジアムと言えるでしょう。課題だったアクセスの問題も、2023年に宇都宮ライトラインが開業して劇的に改善。LRTの恩恵を一番受けるのが、このスタジアムなのかもしれません。屋根のカバー率やトイレの数などJ1ライセンス基準には満たしていないことから、現在は栃木県総合運動公園陸上競技場(カンセキスタジアムとちぎ)と併用して利用されています。

グリーンスタジアム前駅から徒歩5分。


会場採点

見やすさ度 8

臨場感度 7

快適度 5

アクセス度 7

LRT恩恵度 8