正面入口からの外観
2階スタンドから
座席はベンチシート
特徴的なデザイン
アクセスガイド 〜下関駅からのバスルート〜
下関運動公園内にある総合体育館。1963年の開館で、その年の国体のために建設された体育館。近年では老朽化のためプロスポーツ興行では利用されなくなっていましたが、過去にはVリーグやプロレスなども開催。新日本プロレス開催時には、前田日明 vs クラッシャー・バンバン・ビガロという珍しい試合も行われています。
三角形の外観が特徴的なデザインは、坪井善勝氏による設計によるもので、当時としては最新鋭の体育館となっていたそうです。3面タイプのスタンドで、館内のスタンドも三角形を感じられる変わった構造。収容人数は公表されていませんが、バレーボール3面分のコートサイズで、目安2000人くらいのキャパシティではないでしょうか。Vリーグ開催時には、観衆2300人という記録も残っています。座席はアリーナでは珍しいベンチシートタイプで、大型ビジョンやデジタル設備もなし。なにより築50年以上による老朽化が問題となっており、耐震基準も満たしていないため、すぐ隣に新アリーナの建設が決定。雑誌の特集で「今すぐ重要文化財にしたいモダニズム建築55」に選ばれるなど、歴史的な重要文化財として存続させることも検討されていたそうですが、2024年に解体されることも決まっているそうです。
下関駅からバスで25分。
会場採点
見やすさ度 6
臨場感度 6
快適度 5
アクセス度 4.5
重要文化財度 7
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