2016年に場外車券売場として移転
第1スタンドから
金網のフェンスが物々しい
千葉県船橋市にあるオートレース場。1650年に開場し、日本で初めてオートレースが開催された、「オートレース発祥の地」とも呼ばれています。65年の歴史がある分、さすがに設備の老朽化は隠せません。金網や剥き出しの鉄パイプの柵で囲われ、物々しさを感じる施設内。新聞や車券が散乱し、お世辞にも良い観戦環境とは言えません。
しかし、間近で観戦するオートレースは爆音轟き迫力満点。もつ焼きやイカゲソなど、安定のレトログルメもいろいろ。スタンドとレース場の距離は近く、臨場感もありますが、どうしても鉄柵が視界を遮ります。
1992年の、年間約113万6000人の最高入場者数の記録を最後に、観客動員数は減少の一途。様々なイベントや、ゆるキャラショーが開催されるなど、イメージアップも図って来ましたが、売上減少による厳しい経営状況状態は回復できず。施設改修費用の捻出も困難となり、2016年での廃止が決定。65年という歴史に幕が降ろされました。
現在は場外車券売場として、船橋競馬場の隣に移転。展示ルームもあり、昔のバイクなども飾られています。
※2016年閉場
会場採点
見やすさ度 4.5
臨場感度 6
快適度 4
アクセス度 6
発祥の地度 8
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