台北ドーム

名称:臺北大巨蛋

種類:多目的ドーム球場

収容:58,000人

公式:https://www.farglorydome.com.tw

2023年オープン
駅から直結
1塁側スタンドから
5層式のメインスタンド
バックネット裏から
コンコース
外野スタンドは2層式
野球時の収容人数は40071人
外野スタンドから
2024年 中信兄弟 vs 台鋼雄鷹
アクセスガイド 〜国父紀念館駅からの徒歩ルート〜


台湾台北市にある多目的ドーム球場。2012年の着工から建設中断を経て、約11年の歳月をかけて2023年に開場。BFAアジア野球選手権大会がこけら落としとなり、チャイニーズタイペイ代表 vs U-23チャイニーズタイペイ代表の試合が行われました。読売巨人軍90周年記念親善試合として行われた読売ジャイアンツ vs 中信兄弟では2万8618人の観衆を動員。WBSCプレミア12のオープニングラウンド会場にもなり、バスケットボールリーグの試合も開催されています。

台湾初の多目的ドーム球場で、野球開催時は40071人、イベント開催時は58000人の収容が可能なキャパシティ。バックネット裏は5層式となっており、外野スタンドも2層式のビッグサイズ。日本のドーム球場より高い74.5mという天井の高さが特徴で、ドーム球場ながら広々した屋内空間。座席は全席個別シートで、どの席でも格差なく同じ座席が使われています。日本のプロ野球スタジアムのような広告看板はほとんどありませんので、非常にスッキリとした印象。台湾野球名物の応援お立ち台もしっかり完備されており、内野スタンドは大いに賑わっていました。

しかしながらフェンスは柱があるタイプで、さらにその柱にスピーカーが付いていてるため、視界を遮り見やすさ的には今ひとつ。フェンスを気にせず観戦したい方には上層階からがおすすめですが、平日の試合では上層階は開放されていない場合が多いようです。どちらかと言えばアメリカのマイナーリーグを彷彿させるスタジアムが多い台湾野球場ですが、ここは日本タイプに近いドーム球場と言えるのではないでしょうか。

国父紀念館駅から直結されていて、アクセスは最高。商業施設とも一体となっています。


会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 6

快適度 7

アクセス度 10

建設11年度 7