2020年東京オリンピック・パラリンピック会場
サブアリーナ側の外観
エントランス
3階スタンドから
アリーナ最前列から
アリーナスタンド
2023年 パリ・サンジェルマン vs ハンドボール日本代表
プロジェクションマッピングによる演出
2024年 AKATSUKI JAPAN vs ニュージーランド
収容人数は15000人
2階スタンドから
コンコース
2023年 フランス vs オーストラリア
ゴール裏スタンド
2022年 車いすバスケ女子日本代表 vs 女子スペイン代表
アクセスガイド 〜新豊洲駅からの徒歩ルート〜
アクセスガイド 〜有明テニスの森駅からの徒歩ルート〜
東京都江東区有明にある屋内競技施設。2019年の開館で、2020年東京オリンピック・パラリンピックのために作られたアリーナ。バレーボールや車いすバスケットボールの競技会場となりましたが、残念ながらオリンピック・パラリンピックは無観客での開催。完成から3年が経過した2022年に、パラリンピック記念イベントで再オープン。東京ユナイテッドのホームアリーナとして、Bリーグも開催されています。
3層式4面タイプのスタンドで、最大15000人の収容が可能な大型キャパシティ。座席間はゆったり取られていて、全席個別シートの快適な観戦環境。それでいてスタンドには傾斜があるため、最上階の席からでもコートが近く感じられます。もちろん大型センタービジョンやプロジェクションマッピングなど、エンターテインメントにも対応のデジタル装置も完備。今までの日本のアリーナからすれば十分に素晴らしい環境と言えますが、不運だったのは再オープンする前に「沖縄アリーナ」が完成したこと。「夢のアリーナ」の登場によって、日本の「良いアリーナ」の基準が大幅にアップ。その沖縄アリーナと比較すると、もっとコートギリギリまで客席で埋められただろうし、デザイン的にも体育館っぽさが抜き切れていない印象。それでもアクセスの良さやオリンピックアリーナという冠からも、日本を代表するアリーナの誕生と言えるでしょう。
370億円という高額な建設費のため、国立競技場と同様に建設反対運動も起こっていた有明アリーナ。しかし、いざ完成を見ても、その中身の良し悪しを報道されることは少なく、建設費の「高い・安い」でしか興味を示されない日本の寂しいアリーナ文化。「良いスタジアム」を望む声は多くなりましたが、「良いアリーナ」はまだまだ。値段ではなく中身の良さを求めていかないと、「アリーナ」とは呼べない「体育館」ばかりが増えていくように思うのです。
新豊洲駅、有明テニスの森駅から徒歩8分。国際展示場駅、東雲駅駅から徒歩17分。
会場採点
見やすさ度 8
臨場感度 7
快適度 8
アクセス度 7
オリンピックアリーナ度 7
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