津波避難所も兼ねるメインスタンドは4階建
球技専用ならではの近さ
2020年 ヴァンラーレ八戸 vs 福島ユナイテッドFC
ヴァンラーレ八戸のホームスタジアム。2016年開場の、八戸市多賀多目的運動場内にある球技場。こけら落としとなったヴァンラーレ八戸のホームゲームでは、クラブ史上最多となる5028人の観衆が集まりました。
座席があるのはメインスタンドのみで、バックスタンド・ゴール裏は芝生席。合計5200人の収容が可能な小規模スタジアムですが、JFLやJ3クラスにはちょうど良いサイズ感。球技専用ならでは近さで臨場感抜群。コンパクトなスタジアムに、巨大な大型ビジョンの存在感も際立ちます。しかしながら芝生スタンドの傾斜は緩めで、俯瞰で見ることは難しい。隣のサブグランドには照明設備があるものの、こちらのメイングラウンドに照明が無いのも不思議。
現状ではJ3ライセンスとなっており、ヴァンラーレ八戸がJ2に昇格するには新たなスタジアムが必要ですが、日本に足りないのはこのような小規模スタジアムなのではないでしょうか。津波避難所としての側面もあるため、アクセスは不便。Jリーグの試合ではシャトルバスが運行されますが、自力で行く場合はそれなりの難易度になっています。
本八戸駅からバスで30分。
会場採点
見やすさ度 6
臨場感度 7
快適度 5
アクセス度 3
避難施設度 7
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